寮があり、そこで生徒のみならず先生も寝食を共にし、学生を24時間体制でサポートする学校、それをボーディングスクールと言います。海外留学というとプライベートでどのような生活をしているのか・食事は取れているのかと親の心配は尽きませんが、ボーディングスクールなら安心です。ただ、学費が高く、一般人の子供はなかなか通えるようなところではありません。子供の個性を最大限に引き出し、世界トップクラスの人材を育成するということに力を注いでいるため、通っているのは世界トップの子弟たち。
頑張ってボーディングスクールに通わせることで人脈を育てるというのもいいですが、有名な学校であれば学費は年間450万円や640万円などとにかく高いので覚悟が必要です。とはいえ、広大なキャンパスにおいて徹底した少人数制のもと、文武両道教育が行なわれ、次世代の社会のリーダーとしての活躍が約束されているでしょう。勉強だけでなく、スポーツや芸術・ボランティア活動などさまざまな経験を積むのです。最近では留学生の低年齢化が進み、小学生から受け入れ可能な学校もあります。
中高一貫の6年制や中3から高3までの4年制などさまざまです。一部、全寮制がありますが、それ以外の学校では全体の50パーセントから85パーセント程度の学生たちが、キャンパス内で寮生として生活をしているのです。少人数制で教わるので、実践的な英語力を身に付けることができます。規則正しい生活の中で、時間管理や自己管理・自己責任能力を身に付けることもできるのです。