ボーディングスクールとは、国際社会になった今、高い語学力やコミュニケーション能力、忍耐力、寛容性など国際社会で生き抜くための自信と能力を備えておくための場と言えます。ボーディングスクールは、自国の生徒に限らず世界中の学生に対して門を開いています。合格の基準は、学校によって異なりますが学校が求める学生像にマッチしているか、成績証明書や英語能力など様々な面から総合判断します。ボーディングスクールは、教育は教室の中だけで行われるものではない、という考え方の理念のもと寮生活の中で生徒と教師が24時間同じ敷地内で生活する中で、勉強だけでなく放課後や夜間に至るまで子どもたちに向き合い、道徳教育、躾、などの指導も行います。
また一クラスは少人数制なので、教師が一人ひとりの状態を把握したうえで、個々の能力に応じて指導やサポートを行うことができます。規則正しい寮生活の中では、自己管理能力が自然と身につき、異文化の学生と共に過ごすことで考え方の違いや異なった文化を自然と受け入れて、世界的な観点で物事をとらえる能力を身につけることができます。ほとんどの教師が学生たちと同じ敷地内で生活を共にするので、生活面、学習面での前面的なサポートとともに、セキュリティースタッフも常駐しているので学生の安全面も確保されています。ボーディングスクールは学校によって特徴が違ってくるので、子どもの英語能力や性格、将来への考え方を考慮して自分に合った学校選びが大切です。