日本での教育というと、そのほとんどが一律の教育となっているため、なかなか個人の持っている能力を最大限に開発していくことが難しく、みんなが一定以上の学力を持つことを優先されて教育されています。現在では、子供たちの考える力が弱まっていることが指摘されており、大学入試の試験形式の変更が予定されています。基礎能力に加えて、応用力を多く試される試験内容が大幅に増えることが予想されているのです。しかし、あくまでもこれは、学力の範疇になります。

そうではなく、世界には個性を重視して、個人の持っている資質を自ら磨いていき、将来を自分自身で開いていける力を養うことを目標として教育がされている学校があります。それが、ボーディングスクールです。ボーディングスクールは主に、アメリカやカナダ、スイス、ニュージーランド、オーストラリアなどにある伝統的な学校で、全寮制となっています。現地の子供だけではなく、世界中の子供たちが留学をしているため、さまざまな人種の子供たちと共同して、寮生活と学園生活を送っていきます。

はじめは慣れない環境と言葉に戸惑う子供が多いのですが、その多くが3ヶ月位経つと次第に慣れてくることがほとんどです。学校のキャンパスにはカウンセラーや看護師も常駐していることから、しっかりとしたサポート体制は整っています。また、敷地には先生やスタッフも共に生活していることが多いため、心強いのです。またボーディングスクールには、音楽などの芸術や運動ができるジムなどもあり、専門のスタッフに教わりながら感性やからだ作りをしていくこともできるのです。

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