ボーディングスクールは全寮制の学校であり、長い伝統のある学校となっています。日本では、特定の部活に属する学生が寮生活をして学校に通うケースはあるものの、そうではない学生全てが寮生活をするというのはかなり限られています。世界に目を向けると、全寮制の学校には有名なところが多く、留学する際にもあえてこうしたところに行くというのもひとつの手です。ボーディングスクールに通わせるメリットとして、少人数制であることがあげられます。
通常の場合、1クラス30名から40名というのが一般的ですが、ボーディングスクールの場合には10名程度となっており、かなりの少人数制であることがわかります。そうすることで、細かな指導が期待できるだけでなく、個別に対応してもらうことも可能になります。留学する人にとってマンツーマンに近い状態で指導をしてもらえるというのは貴重であり、語学力などを高めるにはもってこいの環境です。落ちこぼれる可能性も低く、親としても安心して送り出すことができます。
特徴として、ボーディングスクールで教える教師もそれを支えるスタッフも一緒に寮生活をしているというのがあります。学業のことはもちろんのこと、日常生活、イベントなども教師と先生は共有することになります。生徒の未来のために学校が一丸となって支えてくれるというのもボーディングスクールのメリットと言えます。日本と違い、誘惑するような環境になく、学業に専念し、友情などを育みながら勉強していくことが可能になります。